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【星新一】ショートショートとは?【わかりやすく解説】

nakumi

今回は、ショートショートについてわかりやすく、

星新一さんについても触れながら解説致します。


星新一さんの小説を読んだことはあっても、

ショートショートについてよく分からない、という人は多いと思います。


ショートショートってどんな小説なのか、
短い小説というのは知ってるけど、どれぐらい短いの? 

と疑問に思ってる方も多いと思います。



今回はわかりやすく、実際に星新一さんの作品を例に説明します!




ショートショートとは?【星新一さんを例に】【圧倒的シンプルに、わかりやすく解説・説明】

星新一さんで日本では有名になりましたが、
ショートショートはとても奥が深いジャンルです。

まずショートショートを一言でいうと、
とても短い小説超短編小説とも言います!


では、どれぐらい短いの?かと言うと、

400字詰め原稿用紙10枚までの範囲で書かれていることが多いです。

だから4000字までの範囲ですね。もちろん、改行などもされているので3000字後半ぐらいの文字数でしょうか?

ショートショートの中には5枚程度で書かれたものも多いですし、

本当に短いショートショートでは400字詰め原稿用紙1枚程度の作品もあります。

これを聞くと、小説の書いたことがない人からすると

結構文字多くない?」と、思うこともあるかもしれません。


では、一般的な小説のどのぐらいの分量なのかというと、

少ないもので400字詰め原稿用紙100枚、
通常の小説で200から300枚、
長いもので1000枚以上といったところでしょうか?




たまに、純文学の新人賞の作品で400字詰め原稿用紙100枚いかない程度の短い作品が、
無理やり行間を空けたり、あの手この手で一冊のハードカバーの本にされていたりしますね笑

なので!ショートショートの10枚までの範囲というのはかなり少ないことが分かりますね。


ショートショートの魅力星新一さんを例に

ショートショートの作品は一つの面白いアイデアで書かれることが多いです。

例えば、テレビ版の「ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」みたいな感じです。

一つの作品の中で何か事件なり問題が起こり➡困った➡実は!➡意外な方法で解決!のようにテンポが良いことが多いですね。

ショートショートは、最後の結末に意外性がある場合が多いです。

例)星新一さんのショートショートより

・宇宙人が来た!
・なんと宇宙船から出てきたのは美女ばかり!
・人間の挨拶はキスということにしよう!そうしたら美女と、キスし放題!
・宇宙人と食事会をしたら、宇宙人がお尻から口を出して食事を始めた!
・宇宙人の口はお尻にあり、今までキスしていたのはお尻にだった!なんてことだ!


この様に最後に意外性がある作品が多いです。

この意外性が面白いのですし、ショートショートの場合は特に短いので、

すぐにオチまで読み切れるので、引っ張られることもないのでテンポ良く読ませてくれて気持ちが良いですよね!


星新一さんのショートショートは僕もおそらく全て読みましたが、テンポ良く話が進むのでページをめくる手が止められなかったです。



ショートショートの雑学

ショートショートの発祥はアメリカで、雑誌『コスモポリタン』で初めて登場しました。

日本では、都筑道夫さんが「ショートショート」という言葉を日本で紹介し、

その後、1001編以上のショートショートを発表したといわれている星新一さんによってショートショートを日本で広めました。

ショートショートは雑誌の『小説現代』や『SFマガジン』などで一般公募などもあり、
またショートショート大賞という賞もあり、今でも盛んな小説のジャンルと言えます。


今回はショートショートについてわかりやすく解説・説明しました。

ぜひ一度星新一さんの小説やそのほかのショートショートも手に取ってみてください。



今回は「ショートショートついて」説明しましたが、
僕のこのホームページでは純文学やエンタメ小説、
その他芸術についてなど圧倒的シンプルにわかりやすく、説明・解説しています。
本のオススメも紹介しています!是非、他の記事もご参照下さい。
今回は、見てくださいありがとうございました。

  • この記事を書いた人

nakumi

1992年生まれ。京都府京都市在住。 中学校の頃から小説を読み始めて、 学生時代は月に100冊読んでいました。 特に純文学作品が好きで、 純文学に特化したwebメディア『ブンガクブ』を立ち上げました。

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