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『散文』とは?【わかりやすく解説】

散文詩とは何か?

散文については、知っているようで知らない人が多いですよね。

散らかっている文章? と思っている人もいるかも知れません。

今日はわかりやすく散文について説明・解説します。



散文詩とは?【圧倒的シンプルに、わかりやすく解説・説明】


散文とは、わかりやすくいうと「ルールのない文章です」

これだけでは不十分だと思うので、もう少し詳しく説明します。


まず、ルールがないを理解するためにはルールを知る必要があります。

文章においてルールがあるものがあります。


例えば俳句には季語が必要ですし、川柳には季語は必要ないですが基本的な5・7・5という形や、口語体で読むことが多す。また、韻文はリズムを意識して作られます。




このように文章にはある一定のルールや決まり事があります。

散文にはこういった決まり事がないです。

なので、散文を一言でいうと「ルールがない文章」となるわけですね。

「おれは枠にはハマらない! 自分の書きたいことを書くんだー!」といった感じですね。


散文詩問題

これ以上は余談になりますが、「散文詩問題」という問題があります(僕が勝手に言っているだけですが)。

世の中には「散文詩」と呼ばれる詩のジャンルがあります。

でも、ここまで読んだ方ならわかると思いますが、

ルールのない「散文」ルールのある「詩」が交じり合ってルールはあるの? ないの?ということです。

結論からいうと、世の中に出回っている「散文詩」は見るとだいたいルールなく書かれた短い詩的な文章のことを指しています。

「詩」に関してもルールとは言いましたが、絶対にこれが必要!そうじゃないと詩ではない!というものはありません。

例えば「推理小説」と名乗るなら「ノックスの十戒」を守らないとダメだぞ!のようなものは「詩」にはありません。

なので、散文詩という言葉が出来たのでしょう。

まとめ

散文は「ルールのない文章」です。

ルールのある文章というのは詩や韻文、または推理小説のような文章です。

今回は「散文について」説明しましたが、僕のこのホームページでは純文学やエンタメ小説、その他芸術についてなど圧倒的シンプルにわかりやすく、説明・解説しています。本のオススメも紹介しています!是非、他の記事もご参照下さい。
今回は、見てくださいありがとうございました。

散文的終わり

  • この記事を書いた人

nakumi

1992年生まれ。京都府京都市在住。 中学校の頃から小説を読み始めて、 学生時代は月に100冊読んでいました。 特に純文学作品が好きで、 純文学に特化したwebメディア『ブンガクブ』を立ち上げました。

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