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『古事記』とは?【日本書記との違い】わかりやすく解説

nakumi

古事記って、いったい何?

そう思ったことはありませんか?

なぜ作られたのか、いつ作られたのか、誰が作ったのか、
これについて解説します。


古事記とは【日本書記との違い】わかりやすく解説

『古事記』とは一言でいうと、現存するわが国最古の歴史書です。


『古事記』も、きっかけは『日本書紀』と同様に、天武天皇の命令によるものです。

古事記は、日本書記と違い「神話や伝説、歌謡といった創造性豊かな内容」を多く含んでおり。

日本で最初の文学作品」ともいわれています。




※日本書記は、古事記に比べ歴史について意味合いが強いです。詳しくは、下記をご覧ください。


要するに、『古事記』には、神話や伝説、口承で伝わる歌謡など物語性の高いものが多いです。

和歌を効果的に収録しているのも『古事記』の特徴です。



『日本書紀』は、天地が二つに分かれ高天原という天上界に5柱の神々が現れるという「別天神」の説話や、

黄泉の国と根の国の説話が省略されています。



まとめ

『古事記』 = 日本の創世神話や神々の物語を描いた

『日本書紀』 = 古代人の考え方を今に伝えるために書いた


最後に

今回は「古事記と日本書記の違い」について説明しましたが、僕のこのホームページでは純文学やエンタメ小説、その他芸術についてなど圧倒的シンプルにわかりやすく、説明・解説しています。本のオススメも紹介しています!是非、他の記事もご参照下さい。
今回は、見てくださいありがとうございました。

終わり

  • この記事を書いた人

nakumi

1992年生まれ。京都府京都市在住。 中学校の頃から小説を読み始めて、 学生時代は月に100冊読んでいました。 特に純文学作品が好きで、 純文学に特化したwebメディア『ブンガクブ』を立ち上げました。

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