今回は、時代小説についてわかりやすく解説致します。
時代小説ってなに?わかりやすく、圧倒的シンプルに説明・解説
「時代小説って、昔のことを書いた小説?」
と、思われがちですが、昔のことを書いたら、
何でも時代小説なのかと言えばそうではありません。
まず、時代小説は、
小説のカテゴリーでいうと「大衆小説(エンタメ小説)」に分類されます。
そして、時代小説を一言でいうと、「過去の時代・人物・出来事が書かれた小説」と言えます
では、いつからが過去なのかというと、
主に明治以前が書かれることが多いです。
時代小説の内容は、事実でないといけない?
ここで大切なのは小説の内容が事実でないといけないのか?という疑問です。
回答としては、架空の登場人物を登場させてもOK、史実と違ってもOKです。
もちろん、実在した人物を登場させても良いですし、
史実通り書いても良いですが、
その場合その小説のカテゴリーは「歴史小説」と言った方が正しくなります。
ここがポイントです!
実在した人物で、史実通りのストーリーであれば「歴史小説」と言える!
これが歴史小説と時代小説の違いの違いにもなります。
時代小説と歴史小説の違いは?
歴史小説と時代小説とでは、文学のカテゴリー上で明確な区別があります。
復習になりますが、
時代小説は、明治以前で、架空の人物OK、架空の物語OKです。
歴史小説は、明治以前で、実在の人物、実際の物語が基本になります。
時代小説は、その名の通り、時代が昔であれば時代小説だ!といった感じですね。
歴史小説は、その名の通り、歴史をしっかり語るから歴史小説だ!といった感じですね。
おわり