第167回の芥川賞は女性の候補者が多いことでニュースになりましたね。
毎回、候補者も気になりますが、
選考委員も変わることが多く「今の選考委員誰だっけ?」と僕は気になることがあります。
そして選考委員が分かると、「この人が取った芥川賞ってなんの作品だっけ?」と思ってしまいます。
なので今回は、いっそ今の選考委員の過去の受賞作品も一緒にまとめてしまおう、と思い記事を書きました。
みなさんも、その中からまだ読んでいない作品があれば、是非読んでみてください。
今回は選考委員の受賞歴や受賞作品をまとめました。
以下は、「第167回芥川賞」候補者の一覧の記事です。
「第167回芥川賞」選考委員の受賞歴、受賞作品まとめ【一覧】
芥川賞の選考委員は、小川洋子氏、奥泉光氏、川上弘美氏、島田雅彦氏、平野啓一郎氏、堀江敏幸氏、松浦寿輝氏、山田詠美氏、吉田修一氏です。
小川洋子氏
第7回海燕新人文学賞(1988年)『揚羽蝶が壊れる時』
第104回芥川賞(1990年下期)『妊娠カレンダー』
第55回読売文学賞(2003年)『博士の愛した数式』
第1回2004年本屋大賞(2004年)『博士の愛した数式』
第32回泉鏡花文学賞(2004年)『ブラフマンの埋葬』
第42回谷崎潤一郎賞(2006年)『ミーナの行進』
第5回耀く!ブランチBOOK大賞(2006年)『ミーナの行進』
第63回芸術選奨文部科学大臣賞(2012年度)『ことり』
第4回早稲田大学坪内逍遙大賞(2013年)
第73回野間文芸賞(2020年)『小箱』
紫綬褒章(2021年)
奥泉光氏
瞠目反・文学賞(1993年)『ノヴァーリスの引用』
第15回野間文芸新人賞(1993年)『ノヴァーリスの引用』
第110回芥川賞(1993年)『石の来歴』
第62回野間文芸賞(2009年)『神器 軍艦「橿原」殺人事件』
第50回谷崎潤一郎賞(2014年)『東京自叙伝』
第31回柴田錬三郎賞(2018年)『雪の階』
第72回毎日出版文化賞(2018年)『雪の階』
川上弘美氏
第1回パスカル短篇文学新人賞(1994年)『神様』
第115回芥川賞(1996年)『蛇を踏む』
第9回紫式部文学賞(1999年)『神様』
第9回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(1999年)『神様』
第11回伊藤整文学賞(2000年)『溺レる』
第39回女流文学賞(2000年)『溺レる』
第37回谷崎潤一郎賞(2001年)『センセイの鞄』
第57回芸術選奨文部科学大臣賞(2006年度)『真鶴』
第7回耀く!ブランチBOOK大賞(2008年)『風花』
第66回読売文学賞(2014年)『水声』
第44回泉鏡花文学賞(2016年)『大きな鳥にさらわれないよう』
紫綬褒章(令和1年/2019年)
島田雅彦氏
第6回野間文芸新人賞(1984年)『夢遊王国のための音楽』
第20回泉鏡花文学賞(1992年)『彼岸先生』
第17回伊藤整文学賞(2006年)『退廃姉妹』
第58回芸術選奨文部科学大臣賞(2007年度)『カオスの娘 シャーマン探偵ナルコ』
第70回毎日出版文化賞(2016年)『虚人の星』
第71回読売文学賞(2019年)『君が異端だった頃』
第69回神奈川文化賞(2020年)
平野啓一郎氏
第120回芥川賞(1998年)『日蝕』
第59回芸術選奨文部科学大臣新人賞(2008年度)『決壊』
第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(2009年)『ドーン』
第19回福岡県文化賞[創造部門](2011年)
第2回渡辺淳一文学賞(2016年度)『マチネの終わりに』
第70回読売文学賞(2018年)『ある男』
堀江敏幸氏
第12回三島由紀夫賞(1998年度)『おぱらばん』
第124回芥川賞(2000年)『熊の敷石』
第29回川端康成文学賞(2003年)『スタンス・ドット』
第8回木山捷平文学賞(2004年)『雪沼とその周辺』
第40回谷崎潤一郎賞(2004年)『雪沼とその周辺』
第57回読売文学賞(2005年)『河岸忘日抄』
第61回読売文学賞[随筆・紀行賞](2009年)『正弦曲線』
第23回伊藤整文学賞(2012年)『なずな』
第11回毎日書評賞『振り子で言葉を探るように』
第66回中日文化賞「優れた創作・翻訳による現代文化への貢献」
第69回野間文芸賞『その姿の消し方』
松浦寿輝氏
第18回高見順賞(1988年)『冬の本』《詩集》
第5回吉田秀和賞(1995年)『エッフェル塔試論』《評論》
第9回三島由紀夫賞(1995年度)『折口信夫論』
第13回渋沢・クローデル賞平山郁夫特別賞(1996年)『平面論――1880年代西欧』《評論》
第50回芸術選奨文部大臣賞[評論その他部門](1999年度)『知の庭園』
第123回芥川賞『花腐し』
第9回木山捷平文学賞(平成17年/2005年)『あやめ 鰈 ひかがみ』
第56回読売文学賞(2004年)『半島』
第17回萩原朔太郎賞(2009年)『吃水都市』《詩集》
第5回鮎川信夫賞[詩集部門](2013年)『afterward』《詩集》
第56回毎日芸術賞(2014年度)『明治の表象空間』
第53回谷崎潤一郎賞(2017年)『名誉と恍惚』
第27回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(2017年)『名誉と恍惚』
第75回日本藝術院賞(2018年度)
第15回酒飲み書店員大賞(2019年)『川の光』
第72回野間文芸賞(2019年)『人外』
山田詠美氏
第22回文藝賞(1985年)『ベッドタイムアイズ』
第6回日本文芸大賞(1986年)
第97回直木賞(1987年)『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』
第1回ベストフットワーカーズ賞(1987年)
第17回平林たい子文学賞(1989年)『風葬の教室』
第30回女流文学賞(1991年)『トラッシュ』
第24回泉鏡花文学賞(1996年)『アニマル・ロジック』
第52回読売文学賞(2000年)『A2Z』
第41回谷崎潤一郎賞(2005年)『風味絶佳』
第65回野間文芸賞(2012年)『ジェントルマン』
第42回川端康成文学賞(2016年)『生鮮てるてる坊主』
吉田修一氏
第84回文學界新人賞(1997年)『最後の息子』
第15回山本周五郎賞(2001年度)『パレード』
第127回芥川賞(2002年)『パーク・ライフ』
第61回毎日出版文化賞(2007年)『悪人』
第34回大佛次郎賞(2007年)『悪人』
第23回柴田錬三郎賞(2010年)『横道世之介』
第69回芸術選奨文部科学大臣賞(2018年度)『国宝』
第14回中央公論文芸賞(2019年)『国宝』
今回は「第167回芥川賞選考委員の受賞歴、過去の受賞作品まとめ」について説明しましたが、僕のこのホームページでは純文学やエンタメ小説、その他芸術についてなど圧倒的シンプルにわかりやすく、説明・解説しています。本のオススメも紹介しています!是非、他の記事もご参照下さい。
今回は、見てくださいありがとうございました。
終わり賞